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トランプ次期大統領:同性婚は法律で解決済みだが妊娠中絶は違う

  • 結婚に関する立場は共和党の既定路線と異なる
  • トランプ氏は「妊娠中絶に反対」、共和党と足並みそろえる

ドナルド・トランプ次期米大統領は結婚の平等に関する問題は米最高裁判所判断で合法として解決済みであり、自身は「それで構わない」との見解を示す一方で、女性は妊娠中絶を選ぶ権利を有するとの1973年の最高裁判断を覆すことを支持すると表明した。

  トランプ氏は13日放映されたCBSの番組「60ミニッツ」のインタビューで、同性婚を個人的に支持するかについては「重要ではない」と言明。「それは決着済みだ」と語り、「合法だ。最高裁で解決しており、その問題は済んでいる」と述べた。

  米議会共和党指導部は、同性婚が憲法上認められた権利とする2015年6月の米最高裁判断にこれまで批判的であり、トランプ氏の発言は共和党の主張と相いれない。また同氏の訴えは貿易やインフラ支出などについても、共和党の規定路線と異なっている。

  一方、米憲法修正第2条の銃所持の権利と妊娠中絶については共和党と足並みをそろえる。トランプ氏は女性の中絶の権利を認めた最高裁判断を覆す判事を指名するとの選挙期間中の公約にあらためて言及した。トランプ氏はインタビューで「私は中絶に反対だ」とし、「複数の判事が今後、中絶反対に回る」と述べた。判断が覆された場合、この問題は各州で決定されるとした。女性が中絶するため、住んでいた州を離れざるを得ないのは「いい」のかと問われると、「なりゆきを見守る」と語った。

原題:Trump Says Same-Sex Marriage Is Settled Law, Abortion Isn’t(抜粋)

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