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米30年国債利回り、10カ月ぶり3%突破-全世界で債券売り加速

更新日時
  • 米10年債利回りや豪10年債利回りも上昇
  • 「長期金利は底打ちしつつあるようだ」とPIMCOが指摘

全世界で債券相場の下げが加速し、米30年国債利回りは1月以来の3%突破となった。ドナルド・トランプ次期米大統領が景気支援のため財政拡大路線を歩むとの臆測が背景にある。

  トランプ氏が大統領に選出された先週、世界の債券市場では過去最大となる1兆2000億ドル(約129兆円)の価値が失われた。同氏の景気刺激策がインフレを押し上げ米当局の利上げを促すとの懸念から、投資家は資金を株式に振り向けている。先週のパフォーマンスは、先進国株式が投資適格級債券を2011年以降で最も大きく上回った。

  MCPアセット・マネジメントの日本部門のエコノミスト兼ストラテジスト、嶋津洋樹氏は、今後1年間は利回り上昇が続くとの見方を示した。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、ロンドン時間14日午前7時2分(日本時間午後4時2分)現在、米30年債利回りは8bp(bp、1bp=0.01%)上昇の3.02%。米10年債利回りは7bp上昇の2.22%、オーストラリア10年債利回りも9bp上昇の2.66%となった。

  米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)はツイッターへの11日の投稿で、「長期金利は底打ちしつつあるようだ」と指摘した。

Rising Yields

原題:Global Bond Rout Escalates as Pimco Says Yields May Be Bottoming(抜粋)U.S. 30-Year Yield Hits 3% as Pimco Says Rates May Be Bottoming(抜粋)

(各国債利回りの取引値を更新し、2段落目に詳細を加えます.)
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