トランプ米次期政権:首席補佐官にプリーバス共和党全国委員長

更新日時
  • ライアン下院議長に近いプリーバス氏起用で議会指導部に歩み寄り
  • スティーブン・バノン氏はチーフストラテジストに就任へ

来年1月に発足する米トランプ政権の首席補佐官に共和党全国委員会(RNC)のラインス・プリーバス委員長が就任する。政権移行チームが13日発表した。トランプ陣営の選挙対策本部の最高責任者を務めたスティーブン・バノン氏は、チーフストラテジスト兼上級顧問に起用される。

  両氏を組ませるのは、バノン氏が代弁するオルタナ右翼や保守派草の根運動「茶会」と、共和党主流派の両方を取り込むことが狙い。発表資料では、両氏を連邦政府改革の「対等のパートナー」と位置付けているが、バノン氏の就任を先に載せている。

  保守系ウェブサイト、ブライトバート・ニュースの会長だったバノン氏(62)は首席補佐官の候補として検討されていると報じられていた。事情に詳しい関係者によると、トランプ政権ではバノン氏に戦略的決定の権限の大半を持たせる方針で、プリーバス氏は大統領執務室などの日々の運営に専念する。

  2回の大統領選でバラック・オバマ氏を勝利に導いたアクセルロッド元大統領上級顧問はツイッターで、「運営面での疑問は、権限が実際にどう分けられるかだ。首席補佐官は顧問には与えられない固有の権限を有する」と指摘した。

ラインス・プリーバス氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  プリーバス氏(44)は2011年からRNC委員長を務めており、 同じウィスコンシン州が地元のライアン下院議長とは友好的な関係にある。

原題:Priebus Named Trump’s Chief of Staff, Bannon as Top Strategist(抜粋)

(アクセルロッド元大統領上級顧問のコメントなどを追加し更新します.)
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