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ブラジル株(11日):主要指数で最大の下落、ペトロブラスの下げ響く

11日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は世界の主要株価指数で最大の値下がりを演じた。汚職スキャンダルに見舞われるブラジル石油公社(ペトロブラス)が下げの中心。同社の決算発表で赤字が拡大したことから、政治問題がブラジルの景気回復になおリスクを突き付けているとの見方が広がった。

  原油価格が下落した中、ペトロブラスは6.5%安。銀行のイタウ・ウニバンコ・ホールディングは3.9%下落し、1カ月ぶりの安値を付けた。米国の利上げペ-スが加速すればブラジルは政策金利の引き下げペースを緩めざるを得なくなり、景気回復が遅れると懸念された。

  ブラジルの新政権が景気回復を後押しするとの期待感からボベスパ指数は今年、ドル建てベースで59%上昇したものの、汚職問題が依然として同国の主要企業を圧迫している。地元メディアの報道では、逮捕された議員らがテメル政権閣僚を糾弾する可能性があるという。

  ボベスパ指数は前日比3.3%安の59183.51で終了。今週の下落率は2.9%となった。出来高は30日平均を80%余り上回った。

原題:Brazil Stocks Slump as Corruption Scandal Haunts Petrobras Again(抜粋)

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