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トランプ氏が掲げた不法移民取り締まり、早くも公約実行の兆し

ドナルド・トランプ氏が大統領選挙運動で掲げた大胆な不法移民取り締まりは、すでに現時点で実際に実行される兆しが表れている。

  トランプ氏の政権移行ウェブサイトの移民に関するページには、「憲法に反する大統領令を無効にする」計画が明記されている。トランプ氏のアドバイザーらによればそうした大統領令には、未成年の時に違法に入国させられた75万人を国外退去から守った2012年の大統領令が含まれる。

  トランプ氏は来年1月に大統領に就任した後、議会の承認を得なくてもこのプログラムを終わらせることができる。また必要手続きを踏んでいないが犯罪歴のない移民約400万人にも国外退去の免除対象を広げた14年の大統領令も、次期大統領は白紙に戻すことができるようになる。この大統領令は現在、裁判所により執行差し止めとなっている。

  ウェブサイトではこのほかメキシコ国境での壁建設や、一部の高リスク国への新たなビザ発給停止といったトランプ氏の他の提案も明記されている。これらの提案の実現には議会の承認が必要となる可能性がある。

  トランプ氏は10日、3つの優先事項について語り、そのうちの一つとして移民を挙げた。

  トランプ氏は、カンザス州のコバック州務長官を政権移行チームのメンバーに迎えた。コバック氏は反移民の先鋒で、議論を呼んだアリゾナ州とアラバマ州での移民の取り締まりを厳格化する法律の立案に携わった。

原題:Trump Shows Every Sign of Carrying Out Sweeping Immigration Crackdown(抜粋)

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