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欧州株(11日):下落、トランプ氏当選後の市場の勝者と敗者が交代

11日の欧州株式相場は下落。ドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利直後に市場でそれぞれ勝者と敗者となった銘柄がその立場を入れ替える展開となった。

  トランプ氏勝利で上げていた銘柄が買われ過ぎとの判断から売られた。インフラ投資が膨らむとの期待から建設株や資源株、規制が緩和されるとの見方から製薬株と銀行株がこれまで上げていた。その一方で、債券の代替投資先とされる公益事業株や不動産株が3日ぶりに値上がり。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.4%安の337.50で終了。寄り付き時には0.7%上げていたが下げに転じ、2日続落。週間では上げ幅を削ったものの、7月以来の大きな上げを記録した。

  ノルデア・インベストメント・ファンズ(ルクセンブルク)のマクロストラテジスト、ウィトルド・バーク氏は、市場には一服感があると指摘。トランプ氏勝利の「全般的な影響について考え始めている」とし、トランプ氏の政策は「経済成長と株式市場に追い風と言えるが、具体的な中身に大きく左右される。期待から実行の局面へと移りつつある」と語った。

  銀行株指数は0.2%下落。インフレ加速で収益率が改善し、金融規制が緩和されるとの見方から、前日までの4営業日で7.8%上げていた。

  個別銘柄では、産金会社ランドゴールド・リソーシズと銀採掘会社フレスニーヨが大きく下げた。英豪系ロイヤル・ダッチ・シェルと英BPを中心に石油株も安い。オランダの郵便サービス、ポストNLは5.1%下げた。ベルギーの同業Bポストからの買収提案を拒否した。

Dwindling Support

原題:Trump-Trade Reversal Sees European Stocks Losing More Ground(抜粋)

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