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イランが10月産油量は21万バレル増と報告、制裁解除後最大-OPEC

  • サウジは過去最高に近い水準の生産維持
  • イラクは産油量を明らかにせず

イランの10月の産油量は経済制裁が解除された1月以降で最大の伸びとなった。同国とともに石油輸出国機構(OPEC)減産への参加免除を求めるイラクは生産量を明らかにしなかった。

  OPECが11日公表した月報によると、イランは10月産油量が21万バレル増の日量392万バレルと報告した。これはOPECの推定値を23万バレル上回る水準。サウジアラビアの産油量は例年この時期になると減少するものの、報告ではほぼ変わらずの1062万5000バレルと、過去最高に近い水準を維持した。OPECは11月30日の総会で、国別の減産量を決める。

  OPECの月報には2つの生産データが記載されている。1つは加盟国が提出するデータで、もう一つは報道機関や国際機関などからの外部資料を基にまとめた「二次情報」となっている。

  イラクとイラン、ベネズエラは減産枠を決める際に用いられる二次情報に基づくデータは実際の生産量を過小評価していると指摘し、それぞれの政府のデータを使うべきだと主張している。
  
  二次情報に基づくOPEC全体の10月産油量は23万6700バレル増の日量3364万バレル。ナイジェリアとリビアの生産が増えた。アルジェリアの首都アルジェで合意した生産調整枠を順守するには日量64万ー110万バレルの引き下げが必要ということになる。

Production Surge

原題:Iran Tells OPEC It Boosted Output by Most Since Sanctions Ended(抜粋)

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