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NYマンハッタン住宅市場、借り手の特典増える-仲介料免除など

  • 10月の新規賃貸契約の24%で、借り入れ促進のための特典があった
  • 年末は借り入れペースが鈍るシーズン、貸主は一段と急いでいる

ニューヨーク市マンハッタンの住宅市場が新規供給であふれつつあり、貸主は空室率を抑えようと1カ月分の賃貸料や仲介料を免除したりするなど借り手への特典を増やしている。

  不動産鑑定のミラー・サミュエルと仲介のダグラス・エリマン・リアル・エステートが10日発表したリポートによれば、10月の新規賃貸契約の24%で、借り入れ促進のためのこうした特典が付けられた。前年同月は10%にとどまっていた。両社が6年前にこのデータの集計を始めてから、月間ベースで最も高い割合になった。貸主は契約を結ぶため、賃貸料を希望水準から平均で3.1%引き下げることにも合意したという。

  マンハッタンで高級集合住宅の建設ラッシュが鈍る気配はなく、今や借り手側が値引きを求めることも可能な状況だ。ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長によれば、年末の数カ月間はニューヨーク市の賃貸住宅市場の動きが最も鈍くなる時期と考えられており、貸主は一段と契約を急いでいる。同社長はインタビューで、こうした特典が空室率を抑制するための一つの手法だと説明した。

  リポートは、先月末時点で借り入れ可能だったマンハッタンの集合住宅は7132戸で、2015年10月より23%多かったとしている。今年3月以降、前年同月比で20%を超える伸びが続いているという。

Sweeter Times for Renters

原題:Manhattan Renters Score Record Incentives in Apartment Glut (1)(抜粋)

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