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スタンダードチャータード、PE投資の7割から撤退へ-関係者

更新日時
  • 幹部がシンガポールでの会合で1年半以内の撤退方針を協議と関係者
  • SCPE部門は新興市場の企業に約2100億円を投資している

新興市場で損失を被っている英銀スタンダードチャータードは、1年半以内にプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資の70%からの撤退を目指す。事情に詳しい関係者が明らかにした。ビル・ウィンターズ最高経営責任者(CEO)はリスクの圧縮を進めている。

  同行の幹部は今週、シンガポールでの会合でこの方針を協議した。非公開の協議だとして関係者が匿名を条件に語った。ウィンターズCEO(55)は先に「スタンダードチャータード・プライベートエクイティ(SCPE)」部門を同部門幹部に売却しないことを決めていた。同部門は新興市場の企業に約20億ドル(約2100億円)を投資している。

  スタンダードチャータード広報のショーン・ギャンブル氏は電子メールで、同行グループのバランスシート上のエクスポージャーを減らし「時間をかけて合理化」することが決まっていると説明。「十分良好な金融リターンを生み出していないビジネスと資産を最適化もしくは再編することに取り組んでいる」とコメントした。

  事情に詳しい関係者が先に述べていたところでは、SCPE部門はまたゴールドマン・サックス・グループやコラ-キャピタルなどの第三者投資家向けに約30億ドルを運用している。ギャンブル氏によれば、スタンダードチャータードは「リターンを最大にする」ようこうした資産を運用していく意向だ。

Growing Losses

原題:StanChart Said to Seek Exit From Most of PE Unit Assets by 2018(抜粋)

(最終段落に第三者投資家向けの運用について追加して更新します.)
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