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ゴールドマン:トランプ氏の米国再建で金属や天然ガスに恩恵

  • インフラ支出拡大で鉄鋼や鉄鉱石、ニッケル、亜鉛の相場を後押し
  • 政策をめぐる不確実性の低下で天然ガス投資は増加し需要押し上げも

ドナルド・トランプ氏による米国のインフラ再建公約は、空港や橋などの建設に利用される一次産品が次期政権で恩恵を受けることを意味する。ゴールドマン・サックス・グループはこうみている。

  8日の米大統領選で共和党候補トランプ氏は民主党のヒラリー・クリントン候補を破り、来年のホワイトハウス入りが決まった。ダミアン・クーバリン氏らゴールドマンのアナリストらは9日付のリポートで、トランプ氏の政策支出により建設活動が後押しされ、鉄鋼や鉄鉱石、ニッケル、亜鉛などの相場を押し上げると予想。排出削減目標を後退させるトランプ氏の提案については、天然ガス需要を押し上げる可能性があると指摘し、政策の不確実性低下で投資が促進されると付け加えた。

  トランプ氏は道路や空港、橋などの国内インフラ再建に向け、クリントン氏の見積もりの少なくとも2倍の5000億ドル(約53兆円)余りを5年間で投じる考えを示唆している。ゴールドマンのアナリストらはリポートで、「トランプ氏の勝利宣言に示された最も明らかなメッセージは、米国のインフラ投資拡大に重点を置くことだ。具体的な詳細がないため一次産品需要への影響を数値化することは難しいが、こうした政策は鉄鋼や鉄鉱石、亜鉛、ニッケル、ディーゼル燃料、セメントを支えるだろう」と分析した。

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原題:As Trump Rebuilds America, Goldman Sees Metals to Gas Benefiting(抜粋)

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