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中国人民元、6年ぶり安値-トランプ政権下での米中貿易関係に懸念

更新日時
  • トランプ氏は中国輸出に懲罰的措置か、利上げ支持の臆測も-DBS
  • オフショア人民元は上昇-前日は一時0.6%下げる

中国人民元は10日、対ドルで下落。6年ぶりの安値を付けた。米国のトランプ次期大統領の下で保護主義的な傾向が強まりそうだとの懸念が元安材料になっている。元相場は年間ベースで3年連続の下落に向かっている。

  人民元は上海時間午後5時13分(日本時間同6時13分)現在、0.21%安の1ドル=6.7923元と、2010年9月以来の安値。今年の下落率は4.4%に達した。

  DBSグループ・ホールディングスの香港在勤エコノミスト、ネイサン・チョウ氏は、大統領選での「トランプ氏勝利が元を押し下げている可能性がある」とし、「同氏が中国の輸出品に懲罰的な措置を加えるほか、米利上げを支持しているとの臆測がある」と語った。

  ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の市場戦略責任者クリスティー・タン氏(香港在勤)は「トランプ氏の対中スタンスはかなり明確で、2国間の貿易関係という点で友好的な結果にならないことは確実だ」と述べた。

  10日のオフショア人民元は0.21%高。前日は米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受け一時0.6%下げた。

Yuan Divergence

原題:Yuan Falls to Six-Year Low Amid Concern Trump Will Target China(抜粋)

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