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トランプ氏当選で保守派の最高裁判事指名が確実に-中絶問題に影響も

  • 高齢の判事が数人いるため、スカリア氏の後任以外の指名もあり得る
  • 人種差別や同性婚などの問題の憲法判断にも影響する可能性

ドナルド・トランプ氏の予想外の米大統領当選により、リベラル派判事が多数を占める米連邦最高裁を望む人たちの夢はかなわなかった。次にチャンスが訪れるのは少なくとも4年先で、ことによると次の世代を待たなければならないかもしれない。

  進歩的な利益団体は1969年以来初めてとなるリベラル派多数の米最高裁復活を期待していた。ヒラリー・クリントン氏が勝利していれば、死去した保守派アントニン・スカリア氏の後任のほか、現職判事が高齢化しているため数人を新たに指名する可能性があった。

  しかしトランプ氏の大統領就任でスカリア氏の後任には保守派が指名され、保守派5人対リベラル派4人の構成になる見通しであることから、今後、妊娠中絶や人種差別、同性婚、死刑囚の再審請求などの問題に影響が出そうだ。さらに民主党の大統領から指名された2人を含む3人の判事が78歳以上になっており、新たな欠員が生じる可能性もある。

原題:Trump Presidency Ends Liberals’ Dream of Supreme Court Shift (1)(抜粋)

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