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NZ中銀:政策金利を1.75%に引き下げ-緩和終了近い公算

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ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は10日、政策金利を過去最低水準に引き下げるとともに、インフレ率が来年加速するとの予想を明らかにした。同中銀の緩和サイクルが終了に近い可能性を示す新たなシグナルとなった。

  ウィーラー総裁は政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを過去最低の1.75%に設定。同総裁は声明で、政策設定で「インフレ率が目標レンジの中央近くで安定するために十分な成長が実現するだろう」と述べた。また、「国際的な見通しを中心に多くの不確実性があり、政策は調整の必要がある可能性がある」として、必要な際に追加措置を取る余地を残した。

  ASB銀行のチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏はNZについて「インフレ率押し上げのために緊急に刺激策を求める経済状態ではない」と指摘。「われわれはNZ中銀が今後政策金利を据え置くと引き続き予想しており、それが同中銀のスタンスだ」と述べた。

  また、ウィーラー総裁は声明で「為替レートは均衡の取れた経済成長のために持続可能な水準を依然上回っており、世界的な低インフレと相まって貿易財部門で負のインフレを生み出し続けている」として、「為替レートの下落が必要だ」と述べた。

  ブルームバーグの調査では17人のエコノミスト全員がこの日の決定を予想していた。15人中10人は政策金利が来年1.75%にとどまると予測。スワップトレーダーは0.25ポイントの追加利下げの可能性はほとんどゼロと見ている。

原題:New Zealand Cuts Key Rate Amid Signs Easing Nearing an End(抜粋)

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