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欧州債:イタリア債が下落-反体制旋風に見舞われるとの観測

  • 12月4日の政治改革法案に関する国民投票が注目材料
  • ドイツ10年債は上昇、利回り0.16%に低下

9日の欧州債市場ではイタリア国債が下落。ドナルド・トランプ氏を米大統領当選に導いた反体制旋風がイタリアに向かっており、レンツィ首相の進退がかかる政治改革法案が12月4日の国民投票で否決されるとの懸念が広がっている。

  ソシエテ・ジェネラルのロンドン在勤ストラテジスト、キット・ジャックス氏は顧客向けリポートで、「抗議票を投じるのが好きなら、有権者が従来の政治に飽き飽きしていることを表明する次の機会」はイタリアだと指摘した。

  ロンドン時間午後4時現在、イタリア10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.74%。一時は1.79%と、6月24日以来の高水準に達した。同国債(表面利率1.25%、2026年12月償還)価格は0.125下げ95.605。

  欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは2bp低下の0.16%。同国債に対するイタリア国債の利回り上乗せ幅(スプレッド)は157bp。6月27日以降最大となる167bpまで拡大する場面もあった。

Populist Wave Heads to Italy?

原題:Italy’s Next in the Crosshairs for Anti-Establishment Wave(抜粋)

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