コンテンツにスキップする

BofA中心に米銀行株が上昇、トランプ氏が規制緩和するとの見方

  • KBW指数は8月以来の大幅高、改革への期待で
  • ドット・フランク法の緩和あり得ると一部アナリスト

9日の米株式市場では、バンク・オブ・アメリカ(BofA)を中心に米銀行株が上昇。トランプ次期米大統領が金融サービス会社への規制緩和につながる改革を進めるとの観測が広がった。

  ニューヨーク時間午前9時40分現在、BofAの株価は前日比4.6%高の17.78ドルと、日中取引ベースでは5月18日以来の大幅な上げ。KBW銀行株指数を構成する24銘柄中で最大の上昇率となった。同指数は一時3.6%値上がり。

  キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリスト、ブライアン・ガードナー氏は顧客向けリポートで、「投資家が選挙結果を消化し、金融セクターへのより優位な規制環境を織り込むにつれ、反発の動きが予想される」と指摘。保険会社や証券会社、資産運用会社がトランプ氏選出で最も大きな恩恵を受けるとの見方を示した。

  アイト・グループ(ロンドン)の金融アナリスト、ビルジニー・ オシア氏は「トランプ氏は規制緩和を支持するとこれまで主張している」と指摘。トランプ氏は「金融機関に対する自己資本規制などの規制を長期的に緩める可能性がある。あるいは米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部内容を削除するかもしれない。ドッド・フランク法は既に導入されているが、一部の分野はまだ進展途中だ。短期的には、まだ施行されていない規則にブレーキがかけられる見込みだ」と述べた。

原題:BofA Leads Major U.S. Banks Higher as Trump Seen Easing Rules(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE