9日のインド株式市場では、指数のS&P・BSEセンセックスが一時6.1%下げたものの、その後は下げ幅を縮める展開となった。モディ首相が汚職対策として高額紙幣の廃止を決めたほか、米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選した影響を見極める動きが強まった。通貨ルピーは下げから切り返した。

  センセックスは前日比1.2%安の27252.53で引けた。不正所得撲滅に向けて政府が突然、高額紙幣を廃止したことを受け、不動産株指数は一時17%安まで沈んだ。

  SBIアセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、ナブニート・ムノト氏(ムンバイ在勤)は「短期的な影響の先を見るべきだ」とし、「見境なく売り込まれれば、幾つかの銘柄はファンダメンタルズが正当化する以上に値下がりする。われわれはこうした好機を求めている」と語った。

  ルピーは対ドルで0.5%下げた後、0.3%高の1ドル=66.4350ルピーへと持ち直した。

原題:Stocks Trim Losses From Modi’s Banknote Jolt as Rupee Recovers(抜粋)

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