コンテンツにスキップする

GMOグランサム氏、リターンの長期低迷を予想-投資家に悪い知らせ

  • 割高な資産でリターンは何年間も低水準にとどまると予想
  • 年金基金や寄付基金は目標達成に苦労するだろうとインカー氏

米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)のチーフ投資ストラテジスト、ジェレミー・グランサム氏は投資家にとって悪い知らせを携えている。それは運用成績が恐らく長期にわたって振るわないというものだ。

  グランサム氏(78)は8日の書簡で、株式相場は典型的なバブルではなく、それ故「はじける可能性は低い」ものの、「極めて低いリターンをどうにか確保するにとどまる公算が大きい。投資家にとって憂鬱(ゆううつ)な結果だ」と説明した。同氏は2000年に米国株は向こう10年間に下落すると言い当てたことで知られる。

  グランサム氏の同僚でアセットアロケーション共同責任者を務めるベン・インカー氏も同書簡で似たような見方を示している。インカー氏はほぼ全ての資産クラスでバリュエーションが割高になっており、リターンが過去最低となることは間違いないようだと分析。「投資家にとって良い結果にはならない」と予想した。

  インフレ調整後ベースで年5%のリターンを期待している寄付基金や年金基金などの機関投資家は、目標達成で苦境に立たされるだろうとインカー氏はみている。

原題:GMO’s Grantham Foresees ‘Dismal Consequences’ for Investors(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE