コンテンツにスキップする

9月経常収支は1兆8210億円の黒字-市場予想下回る

モノやサービスを含む海外との総合的な取引を示す経常収支は、9月速報で27カ月連続の黒字となった。原油安による輸入額の減少で貿易収支が黒字幅が拡大したものの、市場予想を下回った。

  財務省が9日発表した国際収支統計によると、経常収支は1兆8210億円の黒字。前年同月比で25.4%増加した。前月は2兆8億円。ブルームバーグの調査による予想中央値は2兆200億の黒字だった。

  輸出額は8.3%減の5兆8386億円、輸入額は17.5%減の5兆1962億円で、貿易収支は6424億円の黒字となった。貿易黒字は8カ月連続。また、海外配当金や債権利子などの第一次所得収支は10.4%減の1兆5066億円と7カ月連続で減少した。

  野村証券の棚橋研悟エコノミストは統計発表前、「原油安による経常収支の黒字化傾向は今回も続く」としがらも、今後の原油価格については緩やかに上昇するため、黒字幅は縮小方向に向かうとの見通しを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE