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原料炭価格が300ドル台乗せ-2011年の豪州洪水に伴う生産抑制以来

  • 強粘結炭スポット価格、中国の需要で6月以降ほぼ4倍に上昇
  • 中国の10月の石炭輸入は5カ月連続で2000トンを上回った

鉄鋼用原料炭のスポット価格が、5年前に洪水の影響でオーストラリアの生産が抑制されて以来となる1トン=300ドル台に乗せた。豪州は海上輸送される石炭の世界最大の輸出国。

  強粘結炭の価格は8日、307.20ドルに達し、6月初め以降ほぼ4倍に上昇している。2011年には豪雨と洪水の影響で豪クイーンズランド州での生産が減少したことを受け、鉱山会社が日本の鉄鋼会社に供給する4-6月(第2四半期)の契約価格が過去最高値の330ドルに達した。今年は中国の需要が上昇要因となっている。

石炭値上がり

  中国は石炭業界の過剰生産能力を削減する取り組みを進めており、原料炭と発電用石炭の国内供給が減少し輸入が増えている。中国の10月の石炭輸入は5カ月連続で2000万トンを上回ったが、BHPビリトンなどの生産会社や日本の大手商社は原料炭価格は軟化すると予想している。

原題:Coking Coal Tops $300 First Time Since 2011 Australian Floods(抜粋)

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