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NY銅先物:12日続伸、28年ぶり長期上昇-LME銅も強気相場入り

8日のニューヨーク銅先物相場は12営業日続伸し、28年ぶりの長期上昇局面となった。供給が逼迫(ひっぱく)するとの観測が広がったほか、世界最大の消費国である中国の需要が安定化しつつある兆しが示された。銅はニューヨーク、ロンドン両市場で強気相場入りした。

  ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は3月以来最も長期となる14日連続で減少。今週発表された中国の10月の乗用車販売は8カ月連続で前年同月を上回った。ここ1年余りにわたって主要金利を過去最低に維持してきた中国人民銀行(中央銀行)は、現行水準が経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に沿っているとの認識を示した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物12月限は前日比3.1%高の1ポンド=2.38ドル。一時2.3825ドルと、2015年10月以来の高値を付けた。12日続伸は1988年にさかのぼるデータで最も長期の上げ。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前日比2.7%高の1トン=5235.50ドルで終了。1月の安値から20%余り上昇している。一時は2015年10月以来の高値となる5250.50ドルを付けた。LMEではアルミニウムと鉛、ニッケル、亜鉛も上昇したが、スズは下落した。

原題:Copper Enters Bull Market as Declining Stocks Ease Glut Concerns(抜粋)

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