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中国:10月の輸出、7カ月連続減少-世界的な需要不振で

更新日時
  • 10月のドル建て輸出は前年同月比7.3%減-輸入は1.4%減
  • 外需は全体的に依然低迷している-HSBC

中国の10月の輸出は7カ月連続で減少した。政策当局が経済成長目標を達成するためには、国内の成長エンジンに頼る必要がある。

  税関総署が8日発表した10月のドル建て貿易統計によれば、輸出は前年同月比7.3%減。輸入は1.4%減。この結果、貿易黒字は491億ドル(約5兆1280億円)に拡大した。

Trade Troubles

  人民元が2015年8月から約9%下落していることは、世界的な需要不振の打撃を和らげているものの、輸出の持続的な押し上げ要因とはなっていない。中国輸出入商品交易会(広州交易会)でのインタビューによると、投入原価や賃金の上昇で輸出企業の利幅は縮小し、多くの企業はもはや値引きが不可能な状態に達しており、価格を引き上げる可能性もある。

  HSBCホールディングスのエコノミスト、王然氏(香港在勤)は「外需は全体的に依然低迷している」と指摘。一方、「輸入面では商品需要が依然順調に持ちこたえており、国内のインフラ投資が引き続き力強いことが示唆されている」と述べた。

  中銀国際でマクロ経済を担当する朱啓兵チーフアナリスト(北京在勤)は「貿易の中国経済への寄与度は今や低下しており、経済の内需への依存が高まっている」と分析した。
  
  10月の米国への輸出は5.6%減少し、対欧州連合(EU)輸出は8.7%減。米国からの輸入も6.9%減った。

原題:China’s Exports Drop for a Seventh Month on Tepid Global Demand(抜粋)

(3段落以降を追加して更新します.)
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