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伊ENIや英BPのCEO:来年の設備投資抑制-原油供給過剰に対処

  • BPのダドリーCEO:エネルギー各社は支出を「絞っている」
  • ENIのCEO:支出削減は来年と、それ以降も続く見通し

イタリアのENIや英BPなど大手石油会社は2017年の設備投資を抑制する見通しで、抑制期間は長期化する可能性がある。原油市場が世界的な供給過剰となっている中で、各社は利益確保に四苦八苦している。

  ENIのクラウディオ・デスカルツィ最高経営責任者(CEO)は、エネルギー業界会議が開かれているアブダビでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、少なくとも来年いっぱい設備投資を削減する方針を示した。同社の7-9月(第3四半期)決算は、損失が予想を上回った。

  BPのボブ・ダドリーCEOは7日、会議での別のインタビューで、同社の今年の支出を約160億ドル(約1兆7000億円)に据え置くと説明。従来予想は170億ドル未満だった。同CEOは、他の多くの企業も同様に設備投資を「絞っている」と述べた。

  9月に8年ぶりとなる減産で合意した石油輸出国機構(OPEC)がロシアなど非加盟産油国に減産への参加を促す説得に苦心する中、大手エネルギー各社は支出を抑制している。世界の原油生産の約40%を占めるOPECは、ウィーンで11月30日に開く総会で減産実行について正式合意することを望んでいる。国営アルジェリア通信(APS)は7日、同国のブタルファ・エネルギー相の話として、減産合意は来年1月から1年間履行されるとの見方を示した。
  
原題:Eni to BP CEOs Limit Spending for 2017 to Cope With Crude Glut(抜粋)

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