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給料を15円に減額、やみくもな事業拡大が裏目-中国人資産家が謝罪

  • 楽視の共同創業者である賈躍亭会長、従業員に書簡送付
  • 同社はスポーツメディアやスマホ、電気自動車など各種事業を抱える

中国の楽視会長で資産家の賈躍亭氏は、同社が電気自動車からスマートフォンまで幅広い事業への進出をむやみに急いだことで、それを支えるための現金が底を突きつつあると認めた。

  同社共同創業者の賈氏は従業員宛ての長文の書簡で、株主に謝罪し自身の所得を1元(約15円)に減らすと表明。これまでの向こう見ずな事業拡大ペースを落とし、より緩やかな成長段階に移行させるとの考えを伝えた。

  楽視は傘下にスポーツメディアや自動車、スマホ、テレビなど肥大化した各種事業を抱えている。動画配信サービスで知られる同社は積極的に資金調達を図り、新規事業に賭けてきた。米ネバダ州に電気自動車工場を建設すると発表したほか、カリフォルニア州に本社を置くテレビメーカーのビジオを20億ドル(約2100億円)で買収した。

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賈躍亭氏

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  賈氏は書簡に「われわれはやみくもに急ぎ、現金需要が膨れ上がった。世界戦略で手を伸ばし過ぎた。一方で当社の資金と資源は実際のところ限られている」とつづった。ブルームバーグ・ニュースが同書簡を入手した。

原題:Chinese Billionaire Cuts Salary to 15 Cents Amid Cash Crunch(抜粋)

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