コンテンツにスキップする

ヘッジファンドの原油買いポジション減少-OPEC合意に懐疑的見方

  • WTI上昇見込む買いポジション、ここ2年で最大の減少:CFTC
  • 原油価格、9月下旬の減産暫定合意以降の上昇分を帳消し

石油投資家は、石油輸出国機構(OPEC)の減産に関する正式合意の可能性について懐疑的な見方を強めている。

  OPECが10月28日、ウィーンで開いた協議で各国の生産枠について合意に達しなかったことを受け、ヘッジファンドなど資産運用会社による原油価格上昇を見込む買いポジションは2014年7月以来最大の減少となった。OPECが11月30日に開く総会で8年ぶりの減産履行が可能かどうか懐疑的な見方が強まる中で、9月下旬の減産に関する暫定合意以降の原油価格上昇分は帳消しとなった。

上昇の勢い衰える

  シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「市場は、OPECの暫定合意を額面通りに受け取ることから、OPECは全く合意に至ることができないのではないかとの疑念へと、シフトしてきている」と指摘する。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会社がウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の買いポジションを減らす一方で売りポジションを増やしたため、買越残高は13%減少した。

原題:Hedge Funds Turn OPEC Skeptics as Oil Output Deal Doubts Grow(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE