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金融機関口座の残高なしが7人に1人、単身世帯-金融広報中央委調査

単身世帯の7人に1人が金融機関の口座を持たないか持っていても残高がないことが、金融広報中央委員会(事務局・日本銀行)が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」で分かった。

  それによると、単身世帯で「金融資産を保有していない」世帯は48.1%で、前年調査(47.6%)とほぼ横ばい。このうち、銀行などの預貯金や証券会社の口座を「保有していない」と「保有しているが、現在残高はない」との回答を合わせると全体の14.4%に上った。

  「2人以上の世帯」の場合も、金融資産を「保有していない」は30.9%で前年調査と横ばいだったが、口座や口座残高は「ない」が全体の13.0%となった。広報中央委は従来「金融資産を保有していない」との回答の内訳を調査していなかったが、今回から口座や口座残高の有無に関する設問を新たに加えて集計した。

  東海東京調査センターの武藤弘明チーフエコノミストは、労働市場がひっ迫しているとはいえ、パートタイマーは増え続け企業も円高で雇用には慎重なので、「所得格差が広がっていてもおかしくない」と指摘、「労働分配率が高まっていないので格差が縮まる要素は今のところ見当たらない」と述べた。

  単身世帯は20歳以上70歳未満の全国2500世帯を対象に6月24日から7月7日にインターネットで調査。2人以上世帯は世帯主が20歳以上の7808世帯を対象に、6月17日から7月26日に訪問または郵送で調査、回収率は44.8%だった。

  

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