コンテンツにスキップする

米アルファベット、ハードウエア在庫数字の開示開始-自社開発に本腰

  • グーグル親会社の9月末時点のハードウエア在庫は5億5900万ドル
  • 財務諸表への項目追加は自社開発への真剣な取り組みを示唆

米グーグルは先月、社内でコンセプトが練られ、設計・テストされた初のスマートフォンの製品ラインアップを発表した。グーグルの持ち株会社、米アルファベットは、こうした動きが一時的なものではないことを示す最初の証拠を投資家に示した。

  アルファベットは、3日付で証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書から新たな在庫の欄を追加。9月末時点の貸借対照表には、米アップル製品と競合する新型スマートフォン「ピクセル」などハードウエア製品の在庫増を反映して、5億5900万ドル(約576億円)の在庫が記載された。

  今回の数字はアルファベット全体の資産を対象とするため、インターネット接続のサーモスタットなどを手掛けるネスト部門の在庫も含まれる。報告書によると、2015年末時点での在庫は同じくネスト部門を含め4億9100万ドルだった。アルファベットの広報担当者は報告書に関するコメントを控えた。

  これまで同社のハードウエアの在庫は財務諸表の「その他資産」項目に一括して含まれていた。グーグルはここ数年間、「ネクサス」スマートフォンなどのハードウエア製品を販売してきたが、デザインや製造の大部分はパートナー企業が行い、在庫リスクも多くをそれら企業が負っていたため、グーグルへの影響は無視できる程度のものだった。

原題:Alphabet Reveals Hardware Inventory Numbers for the First Time(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE