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メキシコ、金融防火壁を構築する案を検討-米大統領選後に備え

  • 中銀と財務公債相が危機管理対策を策定中
  • ミード財務公債相:現時点でペソ相場に介入しても意味なし

メキシコの金融・財政当局のトップらは米大統領選後に予想される市場のボラティリティ拡大や貿易の縮小に備え、金融防火壁(ファイアウオール)という自前の「壁」を構築する案を検討している。

Mexico Central Bank Governor Agustin Carstens Interview

メキシコ中銀のカルステンス総裁

Photographer: Susana Gonzalez/Bloomberg

  米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏をメキシコ経済への「ハリケーン」に例えたメキシコ中央銀行のカルステンス総裁はミレニオ・テレビとのインタビューで、今月8日の米大統領選投票で誰が勝とうと、混乱に陥るリスクがあると発言した。同中銀は現在、ミード財務公債相と危機管理対策の策定に取り組んでいる。同財務公債相は2日のテレビ局テレビサとのインタビューで、現時点でメキシコ・ペソ相場に介入しても意味がないと語っていた。

  カルステンス総裁は同インタビューで、「自国に不利なシナリオとなった場合でもメキシコ当局は何らかの方法で対処可能だ」とした上で、「われわれが財務公債相と協議しているのは危機管理対策だ。これを使う必要がないことを望む」と語った。

原題:Mexico Builds Its Own (Fire) Wall Against Donald Trump (1)(抜粋)

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