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豪中銀:中国の当面の成長下振れリスクが低下-住宅価格は再び上昇

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日 発表した金融政策四半期報告書で、主要貿易相手国である中国の短期的 見通しが改善しており、豪州経済に商品価格を通じた恩恵が見込めると 指摘した。その一方で、一部の国内不動産価格が再び上昇していること を認めた。

豪中銀は報告書で予想をほぼ変更せず、成長率については2017年6 月まで2.5-3.5%、その後3-4%との見通しを示した。コアインフレ 率は18年末までに1.5-2.5%に上昇する見込み。総合インフレ率はたば こ価格上昇のため上方修正された。

豪中銀は「中国の成長に対する当面の下振れリスクは低下したと考 えられる」と指摘。「今回の予想は、交易条件が今年達した低水準を上 回るとの前提に基づいている。これは一部では、中国の鉄鋼需要が短期 的に回復力を維持するとの見通しを反映している」と分析した。

商品価格上昇による予想外の収入流入や、住宅建設許可件数が過去 最高にあることは成長を下支えする見込みで、政策金利が過去最低水準 である現在の1.5%で引き続き据え置かれる可能性を示唆している。た だ、豪中銀は雇用の伸びについての見通しを下方修正しており、労働市 場は若干軟化しているようみられる上に、多額の債務を抱える家計の消 費や貯蓄の見通しについては依然不確実性が残っている。

原題:RBA Sees China Risks Diminish as Housing Market Reignites (1)(抜粋)

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