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欧州債(3日):総じて下落-供給増加や金融政策見通しに警戒感

3日の欧州債市場ではユーロ参加国の国債が総じて下落し、複数の国の10年債利回りが数カ月ぶりの高水準に接近した。投資家は供給増加に備えるとともに、異例の金融緩和が解消された後の世界を見据えている。

  この日はイングランド銀行(英中央銀行)がもはや年内に利下げしないとの見通しを示し、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)プログラムの最終的な停止時期が投資家の関心事に浮上した。スペインとフランスはそれぞれ国債入札を実施。結果はまちまちだった。

  SEBのシニア金利ストラテジスト、マリウス・ダハイム氏(フランクフルト在勤)は、「英中銀がタカ派的なシグナルを送っている。これは国債市場にとって明らかにマイナスだ」と語った。

  ロンドン時間午後4時25分現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.16%。先月28日には0.22%と、5月以来の高水準を付けた。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格はこの日、0.301下げ98.431となった。

  スペイン10年債利回りは3bp上げて1.24%。今月初めに付けた4カ月ぶり高値の1.31%が意識された。この日は年限の異なる国債を計30億ユーロ発行。10年債の応札倍率は2.03倍と、前回入札時を上回った。

Spanish Bonds Slide

原題:Euro Bonds Fall as Investors Look to Brave New World Without QE(抜粋)

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