コンテンツにスキップする

欧州債:軒並み上昇、米大統領選めぐる懸念で質への逃避

2日の欧州債市場ではユーロ参加国の国債が軒並み上昇したほか、英国債も買われた。来週の米大統領選挙の結果に不透明感が広がる中、比較的安全とされる国債の需要が増えた。

  世界株安の様相を背景に、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは6週間ぶりの大幅低下、英国債の10年物利回りは9月以来の大きな下げとなった。米金融政策の手掛かりを得るため、この後の米連邦公開市場委員会(FOMC)も注目されている。

  ノルデア銀行のチーフストラテジスト、ヤン・フォンゲリッヒ氏(ヘルシンキ在勤)は、「少し前に比べ米大統領選の雲行きが怪しくなり、1日に不安がやや増した」と発言。「驚くべき結果となった場合、最低でも今後の景気見通しは不透明になり、一定の懸念が生じる」とし、これが国債の支援材料になると語った。

  ロンドン時間午後4時4分現在、ドイツ10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.13%。10月28日には0.22%まで上げ、5月5日以来の高水準を付けていた。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格はこの日、0.474上げ98.743。

  英10年債利回りは10bp下げ1.18%。これは9月22日以来の大きな下げとなる。スペイン10年債利回りも10bp低下し1.20%。同年限のイタリア国債利回りは10bp低下の1.66%、フランス国債利回りは6bp下げて0.45%となった。

Bonds Advance on Haven Demand

原題:Europe’s Bonds Rise as U.S. Election Stress Fuels Safety Demand(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE