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「ビッグ・ショート」のアイズマン氏、欧州はなお金融危機のリスク

マイケル・ルイス氏の著作「ザ・ビッグ・ショート」(邦題:世紀の空売り)で取り上げられて有名になり、現在はニューバーガー・バーマン・グループのファンドマネジャーを務めるスティーブ・アイズマン氏は、欧州はなお同書に描かれているような金融危機に陥るリスクがあると指摘
した。その一方で米国がそのような危機に直面する可能性は低いとみている。

  アイズマン氏は2日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「米国では金融システムから多くのレバレッジが取り除かれた」と述べ、「残念だが欧州については同じことは言えないだろう」と続けた。

  同氏は米銀に新たな規制を課した2010年の米金融規制改革法(ドッド・フランク法)は金融システムをより安全にすることに成功したと考えており、それを破壊するのは大きな間違いだと述べる。

  アイズマン氏は「ドッド・フランク法を後退させれば大打撃をもたらすだろう。ドッド・フランク法は金融システムのリスクとレバレッジの解消で高い効果を発揮した。完璧ではないがシステムを大きく改善させる双方向の仕組みを作り出した。私のウォール街におけるキャリアの中で初めて、米国の金融システムについて心配していないと正直に言える」と語った。

原題:Eisman of ‘Big Short’ Sees Massive Changes for Hedge Funds (1)(抜粋)

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