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米ADP民間雇用者数:10月は5カ月ぶり小幅増、建設業は1.5万人減

10月の米民間雇用者数は5カ月ぶりの小幅な伸びにとどまり、雇用創出のペース減速を示唆した。

  給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが2日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、10月の米民間部門の雇用者数は14万7000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は16万5000人増だった。前月は20万2000人増と、速報値の15万4000人増から上方修正された。

  ADPと共同で集計調査を行うムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は発表資料で、「雇用の伸びはなお力強いが、ペースは減速しているようだ」と述べ、「減速の背景には、企業が人材確保で苦労している状況がある。一方で建設や教育、鉱業には弱さが見られる」と述べた。

  製造業や建設業を含む財生産部門の雇用は1万8000人減少した。前月は2万8000人の増加。10月の財生産部門では建設業が1万5000人減と、5月以降で最大の落ち込み。製造業は1000人減少した。サービス業は16万5000人の増加。このうちビジネスサービス業は6万9000人増えた。

  従業員が500人以上の大企業の雇用者数は6万4000人増。50-499人の中堅企業では4万8000人増えた。49人以下の小企業では3万4000人増加した。

原題:Companies in U.S. Add Fewest Workers in Five Months, ADP Says(抜粋)

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