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タカタ再建は日本で破たん回避を、出資候補3陣営が提案-関係者

更新日時
  • 9月の時点では全陣営が日米両国での法的整理を提案していた
  • 日本での破綻には主要自動車メーカーが懸念を示していた

タカタが経営再建に向けて選定を進める出資者(スポンサー)候補4陣営のうち3陣営が、日本では法的整理を伴わない再建策を提案したことが分かった。9月の会合では全陣営が法的整理を提案していた。

  未公表情報のため匿名で話した複数の関係者によると、タカタが10月下旬にニューヨークで開催したスポンサー候補と主要自動車メーカーの会合で、中国部品メーカー傘下で米自動車部品のキー・セーフティ・システムズ(KSS)、米自動車部品のフレックス・エヌ・ゲート、エアバッグ最大手のオートリブが日本で私的整理を前提とした再生シナリオを提案した。タカタにインフレータ(膨張装置)を供給しているダイセルと米投資ファンドのベインキャピタルの連合は日米双方での法的整理を前提とした提案だった。

  9月の時点では全陣営が日本でも法的整理を前提としていたが、自動車メーカーが難色を示していたとこの関係者は語った。当初、応札していた米投資ファンドのKKRは候補から外れた。タカタ側はステークホルダー(利害関係者)と合意形成した私的整理の上、年内の手続き完了を目指している。

  タカタ製エアバッグのインフレータをめぐっては、異常破裂して、米国を中心に死傷者も出ており、自動車メーカーによる搭載車のリコールが拡大している。リコール費用や被害者による集団訴訟などの費用がどこまで膨らむかは不透明な状況だ。

  タカタ株の2日終値は前日比15円(4.2%)安の343円。

(株価を追加しました.)
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