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世界最大のインスタントコーヒー輸出国、新規販売契約を停止-干ばつ

  • ブラジルではロブスタ種コーヒー生豆不足で販売抑制:業界団体
  • 干ばつの影響でブラジルの生豆生産高は約10年ぶり低水準

世界最大のインスタントコーヒー生産国であるブラジルで干ばつが深刻化し、インスタントコーヒーに利用されるロブスタ種生豆が不足している。このため、同国の供給会社は新規の輸出契約を締結していない。

  ブラジルのインスタントコーヒー業界団体、ABICSによれば、生産会社は生豆在庫の減少を理由に9月以降、新規販売契約の締結を停止している。ブラジルは世界最大のインスタントコーヒー生産・輸出国。

Coffee Rises as Brazil Plans Aid for Farmers

ブラジルのコーヒー豆生産者

Photographer: Paulo Fridman/Bloomberg

  ABICSの渉外担当ディレクター、アギナルド・ジョゼ・ジリマ氏はサンパウロから電話インタビューに応じ「業界は、出荷できることが確実な場合のみ顧客に販売可能だ。従って、これは顧客を失いつつあることを意味する」と述べた。

コーヒー生豆が値上がり

  ブラジルが乾燥天候に見舞われ、ロブスタ種コーヒー生豆の収穫高が約10年ぶりの低水準に落ち込んだことから、生豆価格は今年に入って上昇している。ロブスタ種の最大の産地であるベトナムなどアジアの生産国も干ばつの被害を受けている。ロブスタ種の不足により、米スターバックスなどが好んで利用する、よりまろやかな味わいのアラビカ種を利用する焙煎業者が増えており、アラビカ種も供給が引き締まり値上がりしている。
  
原題:Biggest Instant-Coffee Exporter Shuns New Sales as Drought Bites(抜粋)

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