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LMEは高頻度取引と過度な手数料で打撃受ける恐れ-ファーマー氏

  • 金属業界ベテランの同氏、LMEは手数料引き下げるべきだと語る
  • 「結果として流動性が低下し市場が打撃受けても驚きではない」

高頻度取引と過度な手数料、規制面のリスクがロンドン金属取引所(LME)での取引に打撃を与えるリスクがあるとの見方を、大手商品ヘッジファンドのレッド・カイト・グループが示した。

  レッド・カイト・グループの共同創業者マイケル・ファーマー氏はロンドンで開かれたLMEの年次夕食会で講演し、LMEはアルゴリズムを利用し高頻度取引を行うトレーダーの参加を増やそうとしており、これらのトレーダーはより速い注文の処理が可能となり、一部のトレーダーが不当に有利になると指摘。LMEは手数料を引き下げるとともに、公平な取引を促すべきだとの見方を示した。

  ファーマー氏(71)はホテルのゲストルームに集まった企業幹部やブローカー、バンカー約1900人を前にした講演で、「現状の結果として流動性が低下し、市場が打撃を受けても驚きではない」と述べ、「このことが、取引高が減少している一因かもしれない」と指摘した。

  約50年にわたって金属業界に携わるベテランで、英上院(貴族院)議員でもあるファーマー氏は、LMEに不満を持つ著名会員の一人だ。同氏はLMEを批判する一方で、企業統治に関する評判の良さと指定倉庫および供給システムの信頼性については称賛した。  

原題:Red Kite’s Farmer Says LME Risks Damage From HFT and Rising Fees(抜粋)

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