コンテンツにスキップする

欧州株:ストックス600、7月来安値に-決算失望でシャイアー安い

1日の欧州株式相場は下落し、指標のストックス欧州600指数は7月以来の安値となった。7-9月期の企業決算はここ1年で最も心強い内容だが、主力企業の業績に失望した売りが膨らんだ。

  構成銘柄のほぼ半数が四半期決算を発表済み。JPモルガン・チェースのストラテジストによると、このうち62%の企業の利益が予想以上で、2015年4-6月期以降最良の決算期となっている。この日発表された中国指標と英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルの決算が予想を上回ったことが好感されたものの、アイルランドの製薬会社シャイアーと、英銀スタンダードチャータードの業績は予想に届かず、ストックス600指数を下押しした。同指数は前日比1.1%安の335.33と、7月11日以来の安値で引けた。

  英ハッシウム・アセット・マネジメントのヨギ・デワン最高経営責任者(CEO)は、「市場は悲観に傾いている。相場が上向くにはより多くの予想を上回る前向きな材料が必要だ」とし、「銀行株が特に敏感だ。業績が良くなかったり、業績見通しが不透明だったりする場合、特に大きく売り込まれるだろう。これが全体のセンチメントの重しになる。マクロ面での不透明感が引き続き懸念される局面において、その他の業種が好業績でも相場を押し上げるには十分でないだろう」と語った。

  シャイア-は2.6%下落し、スタンダードチャータードは5.4%下げた。英石油会社BPは4.5%安。一方、シェルはロンドン市場で3.8%値上がりした。中国の製造業活動を測る2つの指標が予想以上だったことを手掛かりに鉱業株は一時上昇したが、その後上げを解消、下げに転じて引けた。

Not Enough Support

原題:Better Earnings Season Marred as Shire Sends Europe Stocks Down(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE