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中国:CDS取引を開始、10月31日から-社債の不履行広がる中

更新日時
  • 対象はAAA格の中国聯通や中国石油化工の債券-関係者
  • 10の金融機関が計15件のCDS取引、想定元本は全体で3億元

中国で社債の債務不履行が増える中、国内の銀行間市場でクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引が始まった。

  中国人民銀行(中央銀行)傘下にある中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)のウェブサイトに掲載された資料によると、CDS取引は10月31日に始まった。当局が情報を公開していないとして匿名を条件に語った関係者によれば、興業銀行と中国銀行が中国聯合網絡通信の債券を原資産とした取引を行った。

  また、上海銀行と交通銀行も31日にCDS取引を行ったと複数の関係者が明らかにした。別の関係者によると、対象は中国石油化工(SINOPEC)債だった。中国聯通と中国石油化工の債券は共に本土で「AAA」の格付けを得ている。

  NAFMIIの資料によれば、31日には中国の4大銀行を含む10の金融機関が計15件のCDS取引を実施。想定元本は全体で3億元(約46億5000万円)だった。

  興業銀行と上海銀行の広報担当者は今のところコメントはないと回答。中国銀行の広報担当部署には2度電話したが、返答がなかった。交通銀行の広報担当からは今のところコメントが得られていない。

原題:China Starts Credit-Default Swap Trading as Bond Failures Spread(抜粋)

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