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シャープ:今期257億円の営業黒字に、3期ぶり-鴻海と相乗効果

更新日時
  • 来期以降の純利益計上見込む、4月に中期経営計画発表
  • 海外でのブランド供与を見直す意向-戴社長

台湾の鴻海精密工業傘下に入ったシャープが1日に発表した今期(2017年3月期)の連結営業利益予想は257億円となり、市場予想を上回った。鴻海との相乗効果によって業績改善を狙う。

  アナリスト10人の予想平均は129億円だった。会社側の純損益予想は418億円の赤字(市場予想362億円の赤字)、売上高予想は2兆円(同2兆1135億円)。営業損益の黒字は14年3月期以来3期ぶりとなる。
  
  純損益で今下期の黒字化を目指し、来期以降は通期黒字を見込む。液晶事業の不振などで巨額赤字が続いたシャープは、郭台銘(テリー・ゴウ)会長が率いる鴻海の傘下に入り、鴻海はシャープ株式の66%を保有する筆頭株主となった。シャープは鴻海の下で有機ELなど重点事業に投資し再建を図る。

  鴻海出身の戴正呉社長は、都内で記者会見し、中期経営計画を来年4月ごろ発表したいと説明。海外でのシャープブランド供与を取りやめる方向で見直す意向を示したほか、部品の購買や物流で鴻海と協力すると述べた。

(第4段落に戴社長のコメントを追加しました.)
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