欧州株:ストックス600下落、原油安で石油・ガス安い-月間でも下げる

31日の欧州株式相場は下落。原油安で月初来で上げていた石油・ガス株が売られる展開となった。

  英BPと英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルの下げが目立った。石油輸出国機構(OPEC)が28日の会議で供給抑制の合意に至らなかったことを受け、11月の総会で減産合意を実行に移せるかを疑問視する動きが強まった。

  指標のストックス欧州600指数は前週末比0.5%安の338.97で終了。これは2週間ぶりの大きな下げ。月初から大きく上げていた業種の1つである石油・ガス株が売られたことは、欧州株を押し下げる要因のたった1つに過ぎない。決算が芳しくないほか、金融政策引き締めをめぐる観測で債券利回りが上昇したことが、ストックス600指数の重しとなっている。9月に4カ月ぶり高水準に達して以来、15ポイント前後のレンジ内で推移しており、10月は1.2%下げた。

  バークレイズのウェルスマネジメント部門欧州投資戦略責任者のウィリアム・ホッブス氏(ロンドン在勤)は「欧州株は必ずしも割高ではないが、決算が上向きとなる必要がある」とし、「債券市場は極めて激しい動きが続いている。株式市場はうまく乗り切っていると見受けられるかもしれないが、内部で起きているのは循環物色だ。利回り環境と循環物色に後押しされて欧州株が持続可能であるとわれわれは思い込んでいるが、短期的に利回り急騰の懸念が生じる恐れもある」と語った。

  個別銘柄では、アイルランドの製薬会社シャイアーが2.8%下落。スウェーデンの測定器メーカー、ヘキサゴンは9.9%安と急落。一方、英広告会社WPPは4.1%値上がりした。

原題:Declines in Energy Shares Cap Month of Worry for European Stocks(抜粋)

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