香港の48兆円基金、インフラへの投資検討-国債マイナス利回りで

  • 今後数カ月で取引をまとめることを目指す-HKMAの李永誠氏
  • 香港ドルの安定を守る為替基金の総資産は6月末で約48兆円

多くの国債利回りがマイナス圏に沈む中、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)はリターン向上に向けて準備高の一部をインフラに投じることを検討している。HKMA幹部の李永誠氏が明らかにした。

  氏は28日のインタビューで、HKMAがインフラ投資への提案を検討しており、今後数カ月で取引をまとめることを目指すと明らかにした。香港ドルの安定を守る為替基金の総資産は6月末時点で3兆5400億香港ドル(約48兆円)。

  氏は「多くの中央銀行や政府系ファンドが国債など非常に安全な商品に投資している」と指摘。「一部のリターンはマイナスであり、われわれだけでなく多くの投資家が代替投資を検討している」と話した。為替基金はインフラ債券や株式、実物資産と幅広く投資する可能性があるという。

原題:Hong Kong $457 Billion Fund Weighs Investing in Infrastructure(抜粋)

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