ソニー:今期純利益予想を25%下方修正、電池事業売却で損失計上

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  • 営業利益予想も10%減の2700億円に、従業員8500人は売却先に移籍
  • 前提為替レートも円高方向に修正

ソニーは31日、今期(2017年3月期)の連結純利益予想を従来比25%減の600億円に下方修正した。村田製作所への電池事業売却に伴い、損失を計上する。

  営業利益予想も同10%減の2700億円に下方修正した。売上高予想の7兆4000億円に変更はない。

  発表によると、ソニーは売却に伴い、330億円の減損損失と45億円の税金費用を計上する。売却の対価として、村田製作所からは約175億円を得る。電池事業の従業員8500人(全従業員の6.8%に相当)は村田製作所に移籍する。電池事業の売却と損失計上の可能性については7月に発表されていた。

  「8500人は不採算部門には多過ぎる」とBGCパートナーズの日本株セールス担当マネジャー、アミール・ アンバーザデ氏(シンガポール在勤)は指摘。「ソニーにとっては大変よい取引だ」と述べた。

  また10-12月期以降の前提為替レートは1ドル=101円前後(従来103円)、1ユーロ=113円前後(同114円)と円高方向に修正した。広報担当の多田謙介氏によれば、年間の営業利益は4-6月時点では、1ドル円高になれば35億円増加する計算だった。

(詳細情報を追加して更新します.)
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