世界のコンテナ船海運業界、コスト削減と合併で危機乗り切り模索

海運データ提供会社アルファライナーによれば、商船三井日本郵船川崎汽船のコンテナ船事業統合により世界6位のコンテナ船運航会社が誕生し、世界の市場シェアの6.6%を占める見通しだ。

 3社は31日発表した共同資料で、コンテナ船事業を統合し、来年7月1日に合弁会社を設立すると発表した。3社は5月に、ドイツのハパックロイド、台湾の陽明海運と共に船舶シェアパートナーシップ「ザ・アライアンス」を設立することを発表している。

  世界のコンテナ船海運業界は、2008年の金融危機以降の混乱で取引が低迷し、輸送能力が過剰となっている。損失計上が続く中、韓国のコンテナ海運最大手、韓進海運は8月に経営破綻して裁判所の法定管理を申請。競合他社はコスト削減と合併によって危機を乗り切ろうとしている。フランスのCMA・CGMは今年、シンガポールのネプチューン・オリエント・ラインズを買収。中国は同国の2大コンテナ船運航会社を統合した。ハパックロイドは、アラブ首長国連邦(UAE)のユナイテッド・アラブ・シッピング(UASC)の統合過程にある。

CompanyMarket Share
Maersk15.5%
Mediterranean Shipping13.5%
CMA CGM10.3%
Cosco Container7.5%
Hapag-Lloyd (including UASC)7.1%
Nippon Yusen+Mitsui OSK+Kawasaki Line6.6%

  
原題:Japanese Lines’ Container Businesses to Create World’s No. 6(抜粋)

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