UBS、資産規模が比較的小さい層に照準-富裕層拡大の中国での戦略

  • 中国本土市場へのアクセスのためあらゆる可能性探るとCFO
  • 本土での人民元サービス提供のライセンス待ち、人員倍増計画

富裕層向け資産運用で世界最大手のスイスのUBSグループは、中国本土での事業ライセンスを取得でき次第、資産規模の比較的小さい層を取り込んで中国の顧客を増やす計画だ。

  カート・ガードナー最高財務責任者(CFO)は28日、7-9月(第3四半期)決算の発表後、中国国内市場にアクセスするためのあらゆる可能性を探ると述べ、提携も選択肢の一つだと説明した。同行は中国本土で人民元関連サービスを提供するライセンスが下りるのを待っている。昨年は中国郵政貯蓄銀行に一部出資した。同CFOは「中国国内市場はわれわれにとって巨大なターゲットだ」と述べた。

  キャップジェミニの年次リポートによると、中国の資産家の数は昨年16%増え、同社が継続調査する国別で最大の伸びを記録した。

  同行のセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は1月、中国部門のスタッフを5年間で倍増させ、ウェルスマネジメントと投資銀行、資産運用の各分野で計600人ほど採用する計画を明らかにした。

原題:UBS Goes After Smaller Fortunes in Scramble for China Wealth(抜粋)

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