東芝:上期の純利益速報値は従来比35%増、株価は1年2カ月ぶり高値

  • スマホ向けメモリーやHDDが好調、コスト圧縮も効果
  • 構造改革を検討、通期についても必要があれば修正

東芝は31日、4ー9月期の連結純利益の速報値が従来予想比35%増の1150億円になったと発表した。スマートフォン向けメモリーに加え、パソコンやゲーム機向けハードディスクドライブ(HDD)が好調だった。発表を受け、株価は1年2カ月ぶりの高値を付けた。

  発表によると、営業利益の速報値も同36%増の950億円となった。コスト圧縮や販売前倒し効果もあり、ストレージ&デバイスソリューション分野で約130億円の営業利益の増加を見込む。原子力や火力・水力発電事業も堅調だった。一方、一部事業で追加の構造改革を検討しているため、通期(2017年3月期)予想は据え置いた。構造改革の方針確定後、必要があれば修正する。

  株価は前週末比安値圏で推移していたが、発表を受け、昨年8月31日以来の高値となる384.2円まで買われた。午後1時31分現在は381.7円で取引されている。