FBI長官は法に違反も-クリントン氏調査再開で民主党幹部が批判

  • リード上院院内総務が調査再開公表のタイミングをめぐり書簡で指摘
  • トランプ氏とロシア政府の関係に触れない「二重基準」を問題視

米連邦捜査局(FBI)が民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏の国務長官時代の私的電子メール使用問題をめぐる調査の再開を期日前投票が既に始まったタイミングで公表したことについて、民主党のリード上院院内総務はコミーFBI長官が法に違反した恐れがあると書簡で主張した。

  この書簡でリード院内総務は、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏と同氏のアドバイザーがロシア政府と「密接につながり」協調している「爆発的」証拠を同長官が明らかにしない一方、大統領選の11日前に民主党候補には「可能な限りネガティブな当てこすり」をしたと批判。「二重基準は、一つの政党を別の党に対して手助けしようとする明白な意図」のように見えるとも付け加え、FBI職員など公務員の政治活動を規制する「ハッチ法に違反した可能性があると私のオフィスは断定した」と記した。

  リード院内総務のような議会トップクラスの人物がこうした批判を公にするのはまれ。書簡の内容は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に伝えた。

原題:Reid Says Comey May Have Broken the Law by Disclosing Probe (1)(抜粋)

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