小池都知事:政治塾スタート、「プレーヤーとなって」と呼び掛け

  • 約2900人が入塾、「素晴らしい都政、日本の政治つくる」と小池氏
  • 都議選候補出ても、国政政党化の可能性低い-政治評論家・有馬氏

東京都の小池百合子知事が自ら塾長を務める「希望の塾」の開塾式が30日、都内で行われた。来年は7月に任期満了となる都議会議員選挙が行われる予定で、参加者から候補者が出てくる可能性を指摘する声もある。

  小池氏はあいさつで「素晴らしい都政、素晴らしい日本の政治をつくっていくために、皆さん1人、1人が批評家ではなくて実際にプレーヤーとなって参加していただける、そのような方向を目指していきたい」と呼び掛けた。同氏によると、全国から4827人が応募し、2902人が入塾した。

  小池氏は7月の知事選で291万票以上を獲得し、初当選。築地市場の豊洲への移転問題、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直しなどに取り組んでいるが、知事選で対立候補を推した自民党都連とはなお緊張関係にある。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が10月15、16両日に実施した全国世論調査で、小池氏の働きぶりを「評価する」と回答した人が 91.4%に達した。

  政治評論家の有馬晴海氏は小池氏の政治塾発足は「賛同する人を全国から集め、自らの政治的影響力を見せつけるのがねらい。都議会議員の候補者が出てくる可能性もある」と分析する。新党結成につながる可能性については「小池氏は自民党の人間。自らのシンパの拡張はしても、国政政党になるとは思えない」と語った。

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