クリントン氏:不正行為ないと確信-FBI調査再開で記者団に

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米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は28日、国務長官時代に私的な電子メールを使っていた問題で米連邦捜査局(FBI)が調査を再開したことについて、不正行為が示されないと確信していると述べるとともに、FBIに調査再開の決定で説明を求めた。

  同氏はアイオワ州デモインで記者団に対し、FBIが「どんなことを」見つけ出しても、公務での私的なメール使用が訴追に相当しないとのFBIの「7月の決定が変更されることはないと私は確信している」と語った。

期日前投票所から出てくる有権者(米オハイオ州)

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

  コミーFBI長官は議会の委員長8人に宛てた書簡で、「FBIは別件に絡み、以前の調査に関連すると思われる電子メールの存在を把握した」と記述。「調査官が一連の電子メールを調査し、その中に機密情報が含まれていたかどうか見極めることできるよう、FBIは適切な調査措置を踏む必要があるとの見解に同意した」と説明した。

  同長官は調査がどの程度の期間になるか言えないとしており、クリントン氏が新たな調査の結果が未定のまま大統領選挙を迎える可能性が浮上している。

  クリントン陣営の統括責任者ジョン・ポデスタ氏はコミー長官の決定を非難。「米大統領選挙がわずか11日後となる中でこうした事柄を目にするのは異常だ」と述べ、「FBI長官は現在何を調査しているか直ちに詳細を完全に米国民に対して公表する義務がある。われわれはFBIが7月に達した結論と異なる内容が調査で示されないと自信を持っている」との声明を公表した。

  米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は遊説先のニューハンプシャー州で、これはウォーターゲート事件よりも大きな問題だと発言。

  同氏は「FBIと米司法省が彼らの重大な間違いを正す勇気を持っていることを大いに尊敬する」と述べた。

原題:Clinton Says She’s Confident FBI Inquiry Will Find No Wrongdoing(抜粋)

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