ドイツ:10月のインフレ率、2年ぶり高水準-ECB措置が奏功の兆し

  • CPIは前年同月比0.7%上昇、前月は0.5%上昇
  • 10月のユーロ圏インフレ率は31日発表

ドイツの消費者物価上昇率は10月に2年ぶりの高水準となった。インフレ目標達成に向けた欧州中央銀行(ECB)の取り組みがようやく成果を出しつつある兆候が強まった。

  独連邦統計局が28日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比0.7%上昇と、9月の0.5%上昇から伸びが加速。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査でも0.7%上昇が見込まれていた。前月比では0.2%上昇した。

  来年3月が期限の資産購入プログラムを延長させるか協議しているECB当局者にとって、ドイツのインフレ加速は歓迎すべき兆候だ。エネルギー価格による下押しが徐々に薄れる一方、サービス価格はここ数カ月間大きな上昇圧力にさらされていなかった。

  ブルームバーグがまとめた別のエコノミスト調査の中央値では、EU統計局(ユーロスタット)が31日公表する10月のユーロ圏インフレ率は0.5%と、9月の0.4%を上回ると見込まれている。

原題:German Inflation Picks Up to 2-Year High as ECB Debates Stimulus(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE