英RBS:7-9月の税引き前利益、市場予想上回る-株価上昇

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  • 投資銀行部門が利益の伸びをけん引
  • 消費者向け事業の売却は期限を守れない見通しだと説明

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の7-9月(第3四半期)決算は投資銀行部門がけん引する形で税引き前利益が増加し、アナリスト予想を上回った。発表後、同行の株価はロンドン市場で上昇した。

  RBSが28日発表した7-9月期の一時費用を除く税引き前利益は13億3000万ポンド(約1700億円)に増え、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト7人の予想平均である7億7600万ポンドを上回った。事業再編と訴訟関連の費用を含めると第3四半期は赤字だった。

  RBSの株価は一時、前日比5.9%高と、7月以来の大幅上昇となった。

  海外事業を縮小して国内市場に重点を置くロス・マキューアン最高経営責任者(CEO)の戦略は、主要3部門全てが増収を達成したことで進展を示した。ただRBSは米国での訴訟絡みなど法務関連の費用負担に引き続き直面している。同行はまた、消費者向け事業ウィリアムズ・アンド・グリンの売却について、欧州連合(EU)が定めた期限である2017年末までに完了できないとの見通しを明らかにした。

  事業再編と訴訟関連の費用8億9400万ポンドを含めた純損益は4億6900万ポンドの赤字。前年同期は9億4000万ポンドの黒字だった。

  債券トレーディングや引き受けなどを手掛けるコーポレート・インスティテューショナル・バンキング部門の調整後収入は71%増の5億2600万ポンドとなった。
  

RBSのロゴ

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  9月末の普通株式等ティア1比率は15%で、6月末の14.5%から上昇。正味利ざやは2.17%と、6月末の2.21%から低下した。

原題:RBS Shares Rise as Trading Unit Boosts Third-Quarter Revenue(抜粋)

(税引き前利益を中心にして詳細を追加して更新します.)
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