仏BNP:7-9月利益予想以上-債券トレーディング収入41%増

更新日時
  • 債券トレーディングは業界全体で好調-米国も欧州も
  • 収入も予想上回る、欧州のリテール銀行業務の収入は横ばい

フランス最大の銀行BNPパリバの7-9月(第3四半期)決算は、市場予想を上回る利益となった。業界全体の債券トレーディング好調の恩恵を受けた。

  28日の発表によると、純利益は18億9000万ユーロ(約2170億円)と、前年同期比の18億3000万ユーロから3.3%増えた。ブルームバーグがまとめたアナリスト8人の予想平均では16億9000万ユーロが見込まれていた。債券トレーディング収入が41%増え、利益に寄与した。

  同行は今年の株主資本利益率(ROE)を10%以上とする目標を維持した。

BNPパリバ

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  ジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「低金利環境にもかかわらず、それぞれの業務部門で堅調な増収を達成した」と説明した。

  1-9月のROEは9.8%。7-9月期の収入は前年同期比2.4%増の106億ユーロと、アナリスト予想平均の102億ユーロを超えた。フランスとイタリアを含む欧州重要市場のリテール銀行業務収入は前年同期からほぼ横ばい。トレーディングを手掛けるCIB部門は13%増収だった。

  7-9月の損益には、CIB部門のリストラに絡む一時費用4億5500万ユーロが含まれる。特別項目を除いたベースの増益率は15%だった。

  証券部門の税引き前利益は42%増。株式関連とプライムサービスの収入は15%減だった。コーポレートファイナンス業務の収入は9.2%増。

原題:BNP Profit Rises, Beating Estimates, Buoyed by Debt Trading (1)(抜粋)

(第3段落以下に詳細を追加します.)
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